レビュー : Acoustune HS1001
当機種はacoustuneから発売された初期モデルで、現在は生産終了
後継機はHS1003,HS1004等
別ラインにHS1551がある
余談だが、試作途中とは大きくハウジング形状が変わっている
当時、久々にダイナミック一発のイヤホンの大当たりを見つけて感銘を受けた
付属品
イヤーピース
イヤホンケース 等が付く
使用感
ケーブルは少し硬く癖が付きやすい。私は気にならないが評判はあまり良くない。
筺体も標準的な形で簡単に装着できる
ハウジングに二箇所ダクトがついており、小さい音漏れが生じる
音について
『キレ、スピード、クリアネス』
- 試聴環境
上流機材
DAP: FLANG V5
↓
DAC: Starting Point Systems DAC3
↓
AMP: Headroom Portable Desktop Amp
試聴曲
Aimer :リフレインが叫んでる
Chris Jornes : No Sanctuary Here
綾野ましろ : vanilla sky など
- 全域を通して
バランスは気持ち低域が少ない
余分な音を削っているように感じるが、残った音はリアルに表現する
キビキビ応答して音を出しているように感じる
音場は普通、線は細い
- 高域
スッと伸びる
いわゆる刺さりが少しある
金属的な鳴り方
- 中域
ツヤが乗ったりはしない
FItEarパルテールのような方向性で、更にクリアに感じる
- 低域
ダブつきなどがなく、沈み込みこそもう一息ほしいが私の理想の低域に近い
量は少ない
結論
コストパフォーマンスが異常で、クリアな傾向を好むなら非常にオススメな機種
ポテンシャルも高い
生産終了してしまったことが残念である