レビュー:ICE Edge 1200AS2
ご無沙汰しております。
久しぶりとなる今回の記事は、ICE Edgeを搭載したパワーアンプのレビューです。
ICE-powerの経緯
さて、ICE Edgeはデジアンで、ICE-powerの最新モジュールです。
ICE-power では 1000ASPと呼ばれるモジュールが評価され、海外から輸入しているユーザが多くいました。
代表機種としてはAcoustic RealityのeAR-1001が挙げられます。
特に低域のドライブ力に関しては定評があります。
ICE Edge 1200AS2
今回購入したパワーアンプはICE Edge 1200AS2となります。
私はebay経由でイギリスの個人製作者から2台購入し、モノラル運用しています。
また、メーカーだとNord AcousticsやApollon Audioが本モジュールを用いたアンプを販売しております。
導入後の環境について
導入後の環境は上記画像の通りとなります。
なお、変更前PowerAmpはPRIMER I22となります。
音について
まず最初に感じた大きな変化は低域の量と質の変化です。
量について、以前よりも増えました。I22では少し量感不足を感じていたため嬉しい変化でした。
質について、大変良くグリップし非常に深くまで沈み込むようになりました。1000ASPの頃からの評判に近い印象です。
次に、中高域について。
量について、それほどの変化は感じません。
質について、中高域ともにより細かく、少し明るい音になったと感じます。特に高域に関しては鮮烈、鮮明といった言葉が似合います。
あまり好きな表現ではありませんが、手持ちのスピーカーを駆動できている感覚があります。