レビュー : Vsonic GR07mk2
使い込んでいたため状態が悪くなってしまっています、ただ、それほどに好きな機種でした
付属品
イヤピース
イヤホンケース
使用感
ケーブルはしなやかで取り回しに優れます
ステムが可動式になっており、比較的理想的に装着できるように配慮されています
筐体の形が独特で、フィット感がいいと言う感じではありません
spinfitを用いた場合耳の中でイヤピースが外れることが多々ありました
音について
『ダイナミックらしさを突き詰めた音』
試聴環境
上流機材
DAP: FLANG V5
↓
DAC: Starting Point Systems DAC3
↓
AMP: Headroom Portable Desktop Amp
試聴曲
Aimer :リフレインが叫んでる broKen NIGHT
Chris Jornes : No Sanctuary Here など
- 全域を通して
バランスはピラミッドバランス
最近のイヤホンに多い明るいサウンドではなく、気持ち暗いサウンド
非常に滑らかでとにかく自然に感じる
- 高域
刺さらず、最低限伸びる印象
最近のイヤホンに比べると控えめに感じると思う
- 中域
細かい息遣いなどはしっかり拾うが、繊細というよりも自然といった感じ
曖昧な言葉だが、普通を極めたボーカル表現
- 低域
Dドラをうまく活用するとこれほどに沈む低域が出るんだなと思わされる
圧が強いわけでもやたら量が多いわけでもないが、沈み込みで存在感が強い
スピードが速いわけではないので少し緩く感じるかもしれない
結論
私が思うダイナミック正統派の最高峰だと思う
上流追従性が非常に高い
後継機種としてGR07classicが出ており、似たような音を出した記憶がある
機会があれば経験として試聴をお勧めしたい機種の1つである